昨年春に仙台にて撮影した劇場映画「苦い密 〜消えたレコード〜」が来月よりいよいよ全国ロードショーがスタートする。待ちに待った公開である。
今回、協力プロデューサーとして、はじめて映画に携わるチャンスを得られたことは、とても刺激的で貴重な経験となった。映画づくりの舞台裏を知り、いつか自分の作品を作ってみたくなった。

この映画は、知人の亀田幸則氏が自ら原作脚本を書き監督した作品で、これまで演劇作品としてステージで上演されてきた作品を映画化したものである。
この映画もまた、まるで舞台劇をセットの中で他角度から同時撮影したような印象を与える作品となっている。
派手なアクションも濡れ場もないストーリーであるが、その代わり役者の演技力をストレートに味わうことができる小細工なしの作品である。
個性的な豪華キャスト陣は、それぞれが強い味わいを醸し出している。きっと観られた方には印象に残る映画となることであろう●

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●現場風景/撮影の合間の打ち合わせ風景。次のカットを綿密にシミレーションする。